阿南市議会 > 2019-01-16 >
01月16日-05号

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  1. 阿南市議会 2019-01-16
    01月16日-05号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    令和 元年12月定例会 ┌───────────────────────────────────┐ │             令 和 元 年               │ │        阿南市議会12月定例会会議録(第20号)         │ └───────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇      令和2年1月16日(木曜日)午前10時    開議◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第5号)第1 第1号議案から第3号議案、第5号議案から第8号議案及び第10号議案から第16号議案   請願第4号   請願第5号第2 第19号議案 監査委員の選任について第3 閉会中の継続調査   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 第1号議案から第3号議案、第5号議案から第8号議案及び第10号議案から第16号議案     請願第4号     請願第5号日程第2 第19号議案日程第3 閉会中の継続調査   +++++++++++++出席議員(28名)  1番  陶  久  晃  一 議員  2番  福  谷  美 樹 夫 議員  3番  広  浦  雅  俊 議員  4番  福  島  民  雄 議員  5番  沢  本  勝  彦 議員  6番  武  田  光  普 議員  7番  幸  坂  孝  則 議員  8番  湯  浅  隆  浩 議員  9番  渡  部  友  子 議員 10番  保  岡  好  江 議員 11番  藤  本     圭 議員 12番  橋  本  幸  子 議員 13番  喜  多  啓  吉 議員 14番  平  山  正  光 議員 15番  住  友  進  一 議員 16番  飯  田  忠  志 議員 17番  星  加  美  保 議員 18番  小  野     毅 議員 19番  佐 々 木  志 滿 子 議員 20番  井  坂  重  廣 議員 21番  奥  田     勇 議員 22番  住  友  利  広 議員 23番  久  米  良  久 議員 24番  横  田  守  弘 議員 25番  山  崎  雅  史 議員 26番  荒  谷  み ど り 議員 27番  林     孝  一 議員 28番  野  村     栄 議員   +++++++++++++欠席議員(なし)   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       表 原 立 磨 副市長      山 本 俊 也 教育長      稲 村 健 一 監査委員     古 山   茂 企画部長     米 田   勉 総務部長     桑 村 申一郎 危機管理部長   山 脇 雅 彦 市民部長     長 田 浩 一 環境管理部長   富 永   悟 保健福祉部長   倉 野 克 省 産業部長     青 木 芳 幸 建設部長     都 築 宏 基 特定事業部長   森 本 英 二 会計管理者    大 川 富士夫 水道部長     田 村 和 彦 教育部長     松 内   徹 消防長      奥 田 長 次 環境管理部理事  小 松   剛 教育部理事    岸   浩 範 秘書広報課長   吉 岡 次 男 財政課長     幸 泉 賢一郎   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     細 川 博 史 議事課長     岡 部 仁 史 議事課長補佐   新 田 和 美 議事課長補佐   三 河 恭 普 議事課主査    天 川   晋  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) この際、諸般の報告をいたします。 お手元に配付のとおり、市長から追加議案1件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 直ちに本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 日程第1 第1号議案から第3号議案並びに第5号議案から第8号議案並びに第10号議案から第16号議案並びに請願第4号及び請願第5号の計16件を一括して議題といたします。 以上の各件について委員長の報告を求めます。 建設委員長 沢本議員。   〔沢本議員登壇〕 ◆建設委員長沢本勝彦議員) 議長の指名がございましたので、建設委員会の審査結果につきまして御報告申し上げます。 本委員会は、8日に会議を開き、付託されました市長提出議案2件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程でありました主な質疑、意見等の内容を御報告申し上げます。 まず、第12号議案 令和元年度阿南公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 委員から、1款下水道費下水道施設長寿命化事業設備改修工事費の内容及び379万5,000円の減額について質疑がありました。 理事者からは、平成27年度から設備の改修工事を行っていた富岡雨水ポンプ場機械設備長寿命化事業とのことで、工事費の内容は、制御盤等の電気設備工事費及びポンプのオーバーホール等機械設備工事費など2億3,351万6,440円、詳細設計の委託料1,391万400円、合計2億4,742万6,840円。また、この減額につきましては、工事が完了したことによる契約の請け差であるとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、第10号議案 令和元年度阿南一般会計補正予算(第4号)関係部分につきましては、特に質疑なく、可決すべきものと決しましたことを御報告申し上げまして、建設委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(林孝一議員) 次に、産業経済委員長 藤本議員。   〔藤本議員登壇〕 ◆産業経済委員長藤本圭議員) 議長の御指名がございましたので、産業経済委員会の審査結果について御報告を申し上げます。 本委員会は、9日に会議を開催し、付託されました市長提出議案1件について慎重に審査を行いました。 その結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程でありました主な質疑の内容を御報告申し上げます。 第10号議案 令和元年度阿南一般会計補正予算(第4号)の関係部分について、まず委員から、農林水産業費農業振興費に計上されている人・農地問題解決支援事業計画策定委託料599万2,000円と通信運搬費174万5,000円の内容、農業・農村整備事業費に計上されている多面的機能支払交付金事業過年度国庫負担金等返納金888万4,000円の内容について質疑がありました。 理事者からは、人・農地問題解決支援事業計画策定委託料については、人・農地プランの実質化に向け実施するもので、本市は平成25年度に農家の高齢化、担い手不足により農地の遊休化が進行することを懸念し、農家と農地の問題は地域で解決することを目標として、人と農地の問題を解決する計画書を旧町単位の14地区ごとに作成したが、6年が経過し、当初計画と現状に乖離が生じてきたことから、今年度と来年度で見直しを行い、実質化するものである。また、通信運搬費については、市内に農地を所有する農家を対象に、地域農業の将来に関するアンケート調査を行っており、7,015件分のアンケートの郵送料である。また、多面的機能支払交付金事業過年度国庫負担金等返納金については、交付金による事業を行っている地元組織は、それぞれ5年の活動期間の余剰金を次年度の活動経費として持ち越しを行い、活動しているが、活動期間の終期となる5年目に余剰金が発生した場合は、翌年度に返還する必要がある。昨年度末で活動組織の約8割が終期を迎え、余剰金が発生し、返還する必要が生じたための返納金である。また、余剰金が発生した理由としては、事業計画の変更や作業者不足により工事が予定どおり行えなかったこと等が考えられる。今後は、効率的に事業が行えるように指導していきたいとの答弁がありました。 以上、審査過程で出された主な質疑の内容について御報告を申し上げまして、産業経済委員長の報告といたします。 ○議長(林孝一議員) 次に、文教厚生委員長 星加議員。   〔星加議員登壇〕 ◆文教厚生委員長星加美保議員) 議長の指名がございましたので、文教厚生委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、10日に会議を開き、付託されました市長提出議案8件、請願2件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、市長提出議案につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願2件につきましては、いずれも不採択と決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑、意見等の内容について御報告を申し上げます。 まず、第2号議案 阿南市立公民館条例及び阿南市支所、住民センター及び連絡所設置条例の一部改正についてであります。 委員から、大野公民館及び住民センターは昨年の10月に落成式が終了し、建物も既に完成しているが、備品の設置など、活動できる体制は整っているのかとの質疑があり、理事者からは、大野公民館建設工事は順調に工事が進み、12月中旬に外構及び舗装工事を完了し、検査を終えたところであり、その後、備品の購入、搬入等を順調に進めている。今議会において議会の承認をいただいた上で、1月20日から業務の開始を予定しているとの答弁がありました。 次に、第10号議案 令和元年度阿南一般会計補正予算(第4号)の本委員会に関係する部分についてであります。 委員から、児童福祉費のうち、保育所営繕費200万円の内容について質疑があり、理事者からは、老朽化している公立保育所の修繕料で見能方保育所の天井の防水シート長生保育所のフェンスの修繕、くるみ保育所の水道管の修繕等であるとの答弁がありました。 この答弁を受けて、委員から、保育所やこどもセンターからは、雨漏りがひどく、子供にとって不健康な環境にあるという話も聞いている。給食費を含む保育料の幼・保完全無償化の実現に向け、早期に取り組む方針を示されているが、安心・安全な保育環境づくりも必要であることから、来年度の予算にもぜひ反映をお願いしたいとの要望がありました。 また、他の委員からも、全国に誇れる子育て環境を整備される思いがあるのであれば、営繕費等の予算についてはしっかりとつけていただきたいとの要望がありました。 次に、第13号議案 令和元年度阿南市夜間休日診療所事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 委員から、夜間休日当番医の報酬額と年末年始の診療状況について質疑があり、理事者からは、休日の昼間が5万6,000円、休日の夜間が5万1,000円、通常の夜間は4万1,000円の定額を支払っている。また、年末年始の診療状況として、昨年12月29日から1月5日までで、昼間が5回の実施で268人、夜間が3回で44人の合計312人が受診され、そのうち、12月31日の昼間が64人、1月3日の昼間が69人と多くの患者が受診されているとの答弁がありました。 次に、請願第4号 生活保護基準引き下げ中止を求める請願についてであります。 委員から、生活保護基準引き下げ中止を求めるということであるが、平成30年10月の国の見直しにおいても本市の生活保護基準額は下がっておらず、そういった状況にないということから、本請願については不採択であるとの意見があり、挙手採決の結果、挙手なしにより本請願は不採択すべきものと決した次第であります。 次に、請願第5号 国民健康保険税協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願についてであります。 委員から、国保制度における国庫負担割合の引き上げや子育て世帯の負担軽減など、全国市長会を通じて、現在、国に対し要望しているという状況がある。子育て世帯の均等割、平等割の負担軽減分の財源をどこに求めていくのか、常に財源が伴わなければ廃止することはできないとのことから、本請願については不採択であるとの意見があり、挙手採決の結果、挙手なしにより本請願は不採択すべきものと決した次第であります。 以上が審査過程における主な質疑、意見等の内容でございますが、他の議案につきましては特に異議なく、可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、文教厚生委員長の報告といたします。 ○議長(林孝一議員) 次に、総務委員長 幸坂議員。   〔幸坂議員登壇〕 ◆総務委員長幸坂孝則議員) 議長の指名がございましたので、総務委員会の審査結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、14日に会議を開き、付託されました市長提出議案6件につきまして慎重に審査を行いました。 その結果、市長提出議案6件につきましては、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査過程における委員からの主な質疑、意見の内容について御報告を申し上げます。 まず、第5号議案 阿南市特別職の給与に関する条例の一部改正についてであります。 委員からは、このたびの条例改正と阿南市特別職報酬等審議会条例第2条との関係について質疑がありました。 理事者からは、市長等特別職の給与、報酬等については、生活給である一般職の給与とは異なり、職務の特殊性に応じて定められることから、広く民意を反映させるために、公正・公平、中立な立場から妥当な額となるよう、特別職報酬等審議会に意見を聞くこととなるが、このたびの条例改正案については、阿南市特別職の給与に関する条例に規定された市長の給与月額自体を改定するものではなく、特例的に50%をカットするものであることから、報酬等審議会には諮っていないとの答弁がありました。 続いて、委員からは、給与を50%削減して、市長という重責を全うできるのか。また、4年間で約2,800万円が浮いてくると考えるが、教育関係及び福祉関係に重点的に配分することは可能かとの質疑がありました。 理事者からは、50%カットは全国的にも珍しいケースかもしれないが、行財政改革及び仕事に対する臨み方に関しても市長自身の強い気持ちを形で示したいという思いと、この公約を掲げて、選挙戦も含めて民意を聞いてきた経過があり、この50%カットはあくまで職員の意識改革の第一歩であり、今後は、さまざまな訓示や取り組みを通じた努力をしていきたい。また、4年間で2,800万円となるカット分の予算の充当先については、次年度から予定している阿南版事業仕分けをもって優先順位や未来への投資を、開かれた場において示していきたいと答弁がありました。 また、他の委員から、選挙戦において、有権者の約73%の方が市長給与50%カットに対し反対、もしくは賛成、反対どちらの意思も示されなかった中で、この公約を推し進めることはいかがなものかと考えるが、断行するということであれば、行政の継続性や公約と市政運営方針の一体性に鑑み、50%カット分を市民にも見える形で、子供たちの教育環境充実へ重点配分していただきたいとの要望がありました。 次に、第10号議案 令和元年度阿南一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会に関係する部分についてであります。 委員からは、消防費の防災費に計上されている計画策定委託料277万円について質疑がありました。 理事者からは、国土強靱化地域計画の策定に係る計画策定業務に係る委託料であるが、内容については、国、県の計画を踏まえての基本目標等の策定と総合計画等を勘案した計画期間を設定し、想定されるリスクシナリオに対する脆弱性、リスク回避のための施策の分析や評価、課題を取りまとめ、各リスクの影響の大きさ、重要性、緊急度等から対応方策の重点化と優先順位づけを行い、市において素案策定を行うものである。 また、関連する計画等や資料収集や市が策定した素案の内容確認や分析、修正を委託業者が行い、阿南市国土強靱化地域計画として取りまとめ、印刷製本を行うものであるが、委託料、積算の根拠については、これらの策定支援に係る人件費、打ち合わせ協議費及び計画冊子印刷費について、コンサル3社に見積書の提出を依頼し、提出された見積書の内容を精査し、予算要求を行ったものであるとの答弁がありました。 以上が審査過程における主な質疑、意見の内容でございますが、他の議案につきましても特に質疑なく、原案のとおり可決すべきものと決したことを御報告申し上げまして、総務委員長の報告といたします。 ○議長(林孝一議員) 以上で各委員長の報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林孝一議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 10番 保岡議員。   〔保岡議員登壇〕 ◆10番(保岡好江議員) ただいま議長の許可をいただきましたので、第6号議案 阿南市人権尊重まちづくり条例の一部改正について反対の立場から、また、請願第5号 国民健康保険税協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願につきまして賛成の立場から討論をさせていただきます。 まず、第6号議案 阿南市人権尊重まちづくり条例の一部改正について、反対の立場から討論をさせていただきます。 阿南市人権尊重まちづくり条例は、私たち一人一人はさまざまな個性を持った唯一の存在であり、個人として尊重され、各人の持つあらゆる可能性が発揮される機会が保障されなければならない。こうした認識から、全ての人がお互いの人権を尊重し合い、心豊かに安心して暮らせる、希望に満ちあふれた人権のまち阿南市を目指して、不断の努力を続けていくことを決意し、この条例を制定すると前文にうたい、平成17年10月1日に施行されました。 今回の改正で多様性を認め、性別、年齢、障害、疾病、性的指向、または性自認を理由とした不当な差別や暴力、インターネットによる人権侵害やハラスメント等、人権問題として取り上げ、加えられていることは、現在の人権問題を的確に捉えていると高く評価いたします。 高く評価しているのに、なぜ反対するのか、それはこの改定の理由に、部落差別の解消の推進に関する法律が制定されたことで、法律の趣旨を踏まえて、人権施策を展開する、また、実態調査に係る規定を設けることにするということにあります。 この部落差別の解消の推進に関する法律は、現在もなお根深い部落差別が存在するとの認識に立ち、部落差別解消のため、国の責務として部落差別の解消に関する施策を講じ、地方自治体は相談体制の充実や教育及び啓発に努める。また、部落差別の実態に係る調査を国が地方公共団体の協力を得て行うことを義務づけています。この法律には、格段の配慮すべき3項目の附帯決議がつけられました。 1、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等、部落差別の解消を阻む要因を踏まえ、これに対する対策を講ずる。 2、教育、啓発により新たな差別を生むことがないように。 3、調査により新たな差別を生むことがないように留意すること。 附帯決議をつけざるを得ないということが、新たな差別を生む危険性を示しているものです。 2002年まで実施されました同和対策事業によって、生活環境が整備され、地区内外の混住が大きく進み、旧身分にこだわらない意識も大きく変化しております。特別措置法の終結で、同和地区、同和関係者という行政上の概念は消滅しております。 にもかかわらず、阿南市人権尊重まちづくり条例実態調査の項目を盛り込んでおります。法的になくなった同和地区、同和関係者部落差別の実態に係る調査によって掘り起こし、差別が根深く残っているとプライバシーを侵害し、新たな差別を生む、時代逆行の部落差別という社会問題を永遠に残すことになる懸念があります。 差別の実態として、インターネットへの悪質な差別的書き込みが上げられます。インターネットの書き込みは、部落差別だけでなく、悪質な書き込みにより自殺者や心身障害に苦しむなど、まさに深刻な人権侵害事例が社会問題となっております。インターネット上の書き込みは、プロバイダー責任制限法で削除するなど、また、法的措置をするなど、人権侵害を許さないという社会意識を高める重要な課題で、この問題は部落差別だけではありません。 現在、格差が広がる社会、そして格差を広げる政治が行われております。格差社会が、偏見や差別意識を生み出す土壌となっております。差別の実態調査をし、市民を分断するのでなく、ともに手を携えて、安心して暮らせる社会を築くことが真の人権尊重のまちだと言えます。 第6号議案に、「部落差別の解消の推進に関する法律」、「調査」を盛り込むことは、部落差別の実態に係る調査を続けることによって部落差別問題を固定化し、永久化するもので、差別解消に逆行するもので、反対いたします。 阿南市の人権尊重まちづくりが発展していくために、議員各位の御賛同をお願いし、討論を終わります。 続きまして、請願第5号 国民健康保険税協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 国民健康保険は、国民皆保険制度の最後のとりでです。国民健康保険加入者は、低所得者が多く、阿南市では所得200万円以下の世帯が全加入者の85%を占めております。国保税は所得のほぼ1割です。これは協会けんぽの約2倍の税額となり、保険税を払いたくても払えない世帯が保険証を取り上げられる状況にあります。病気になっても、医療を受けられない。また、医療を受診したときには既に手おくれであったり、重症化していたりという事例もあります。 国保は、低所得者の割合が多いことから、保険税が高くならざるを得ない仕組みとなっております。高い国保税が生み出される構造、保険税を滞納せざるを得ない状況を回避するには、国庫負担の引き上げしかありません。全国知事会など地方3団体は、1兆円の国費投入など国の財政支援を求めています。本請願は、国の財政支援を1兆円増額し、国保税の引き下げ、子育て世帯などに負担となっている均等割、平等割を廃止する意見書を国に提出するよう求めております。国民の暮らしと健康を守り、国保制度の健全な運営と医療保険制度安定のためにも不可欠です。 市民の願いの代弁者であります市議会は、この請願を不採択でなく採択すべきだと考えます。議員各位の御賛同をお願いし、討論を終わります。 ○議長(林孝一議員) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 ただいま議題となっております各案件中、第6号議案 阿南市人権尊重まちづくり条例の一部改正についてを起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  福 谷 美樹夫 議 員  3番  広 浦 雅 俊 議 員  4番  福 島 民 雄 議 員  5番  沢 本 勝 彦 議 員  6番  武 田 光 普 議 員  7番  幸 坂 孝 則 議 員  8番  湯 浅 隆 浩 議 員  9番  渡 部 友 子 議 員 10番  保 岡 好 江 議 員 11番  藤 本   圭 議 員 12番  橋 本 幸 子 議 員 13番  喜 多 啓 吉 議 員 14番  平 山 正 光 議 員 15番  住 友 進 一 議 員 16番  飯 田 忠 志 議 員 17番  星 加 美 保 議 員 18番  小 野   毅 議 員 19番  佐々木 志滿子 議 員 20番  井 坂 重 廣 議 員 21番  奥 田   勇 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  久 米 良 久 議 員 24番  横 田 守 弘 議 員 25番  山 崎 雅 史 議 員 26番  荒 谷 みどり 議 員 27番  林   孝 一 議 員 28番  野 村   栄 議 員   +++++++++++++ ○議長(林孝一議員) 本件に対する委員長の報告は可決であります。 本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林孝一議員) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 次に、市長提出議案14件中、既に採決いたしました1件を除く第1号議案から第3号議案並びに第5号議案並びに第7号議案及び第8号議案並びに第10号議案から第16号議案の計13件を一括して採決いたします。 以上の13件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。 以上の13件を委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の13件はいずれも原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 次に、請願第4号 生活保護基準引き下げ中止を求める請願を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  福 谷 美樹夫 議 員  3番  広 浦 雅 俊 議 員  4番  福 島 民 雄 議 員  5番  沢 本 勝 彦 議 員  6番  武 田 光 普 議 員  7番  幸 坂 孝 則 議 員  8番  湯 浅 隆 浩 議 員  9番  渡 部 友 子 議 員 10番  保 岡 好 江 議 員 11番  藤 本   圭 議 員 12番  橋 本 幸 子 議 員 13番  喜 多 啓 吉 議 員 14番  平 山 正 光 議 員 15番  住 友 進 一 議 員 16番  飯 田 忠 志 議 員 17番  星 加 美 保 議 員 18番  小 野   毅 議 員 19番  佐々木 志滿子 議 員 20番  井 坂 重 廣 議 員 21番  奥 田   勇 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  久 米 良 久 議 員 24番  横 田 守 弘 議 員 25番  山 崎 雅 史 議 員 26番  荒 谷 みどり 議 員 27番  林   孝 一 議 員 28番  野 村   栄 議 員   +++++++++++++
    ○議長(林孝一議員) 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 原案についてお諮りいたします。 本件を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林孝一議員) 起立少数であります。 よって、本件は不採択と決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 次に、請願第5号 国民健康保険税協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願を起立により採決いたします。   +++++++++++++   このときの出席議員氏名  1番  陶 久 晃 一 議 員  2番  福 谷 美樹夫 議 員  3番  広 浦 雅 俊 議 員  4番  福 島 民 雄 議 員  5番  沢 本 勝 彦 議 員  6番  武 田 光 普 議 員  7番  幸 坂 孝 則 議 員  8番  湯 浅 隆 浩 議 員  9番  渡 部 友 子 議 員 10番  保 岡 好 江 議 員 11番  藤 本   圭 議 員 12番  橋 本 幸 子 議 員 13番  喜 多 啓 吉 議 員 14番  平 山 正 光 議 員 15番  住 友 進 一 議 員 16番  飯 田 忠 志 議 員 17番  星 加 美 保 議 員 18番  小 野   毅 議 員 19番  佐々木 志滿子 議 員 20番  井 坂 重 廣 議 員 21番  奥 田   勇 議 員 22番  住 友 利 広 議 員 23番  久 米 良 久 議 員 24番  横 田 守 弘 議 員 25番  山 崎 雅 史 議 員 26番  荒 谷 みどり 議 員 27番  林   孝 一 議 員 28番  野 村   栄 議 員   +++++++++++++ ○議長(林孝一議員) 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 原案についてお諮りいたします。 本件を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(林孝一議員) 起立少数であります。 よって、本件は不採択と決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 日程第2 第19号議案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 表原市長。   〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) 連日にわたりまして議案の御審議をいただいておりますことに対しまして厚く御礼を申し上げます。 さて、本日追加提案をさせていただきました議案1件につきまして提案理由の御説明をさせていただきます。 第19号議案 監査委員の選任につきましては、議会議員のうちから選任されておりました監査委員星加美保氏の退職に伴い、その後任に住友利広氏を選任いたしたく、地方自治法の規定に基づき議会の同意をお願いするものでございます。 星加美保氏におかれましては、1年間にわたり堅実、正確な監査を行っていただきましたことに深甚なる謝意を表したいと存じます。 なお、その後任の監査委員として議会議員のうちから、経営管理、財務管理等の見識にすぐれておられます住友利広氏を選任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 以上、議案1件でございますが、何とぞ原案どおり御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(林孝一議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております第19号議案は、成規の手続を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 暫時小休します。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    休憩 午前10時41分    再開 午前10時41分   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ○議長(林孝一議員) 再開いたします。 第19号議案 監査委員の選任について採決をいたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) 日程第3 閉会中の継続調査を議題といたします。 本件につきましては、各委員長から調査中の事件につきまして、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査申出書が提出されております。 本件を各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林孝一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長から御挨拶があります。 表原市長。   〔表原市長登壇〕 ◎市長(表原立磨) 閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 今議会は、昨年12月18日に開会をいたしまして、年をまたぎ、本日までの30日間でございましたが、議員の皆様方には年末年始何かと御多用の中にもかかわりませず、連日にわたり慎重なる御審議を賜り、提出いたしました各案件につきまして、全て原案どおり御承認、御可決をいただき、まことにありがとうございました。 今議会の本会議並びに各委員会での御審議の過程におきまして、議員各位から賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分検討し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと存じております。 さて、昨年を振り返りますと、2019年の世相をあらわす漢字は「令」でありました。令和という新たな時代の到来を多くの人が喜びとともに実感したことや、法令遵守に対する意識の高まり、災害による警報発令や避難命令など、よかれあしかれ、1年を通して「令」という漢字が世の中を駆けめぐりました。 本市におきましては、阿南市中央学校給食センターの完成、並びに阿南医療センターの開院を迎えるなど、地域の医療体制や食育環境における基盤整備が図られたほか、富岡西高等学校野球部の甲子園初出場や若杉山辰砂採掘遺跡が国史跡に指定されるなど、明るい話題が多くあった1年となりました。 また、令和初の開催となりました新春の阿波路を駆け抜ける第66回徳島駅伝では、我が阿南市チームが準優勝に輝き、先日とり行われました成人式では、659人の新成人に御出席いただいた上、力強い決意や抱負を述べていただきました。 さらに、文化会館にて昨月開催された劇団夢創設立20周年の記念公演で観覧した舞台では、まさにワンチームで人を育み、夢を与える感動の物語を体感させていただきました。私が理念として掲げるみんなのまちづくりを実現させる上においても、大いに学ぶところがございました。 新しい年を迎え、本市のさらなる発展や市民の幸せの実現を念頭に置き、初心を忘れることなく、何事にも誠実、謙虚に取り組んでまいる所存でございますので、関係各位の御支援、御協力をお願い申し上げます。 そして、報道関係の皆様方には、連日にわたり御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。 結びに、この1年が本市にとりましても、また、議員各位におかれましても、明るく、そして実り多い年でありますよう心から御祈念を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(林孝一議員) 大変高いところからではございますが、閉会に当たりまして私からも一言御挨拶を申し上げたいと思います。 今期定例会は、昨年12月18日から、年を越えて本日までの30日間の長きにわたりましたが、議事運営に対する議員皆さん方の御配慮と御協力によりまして、本日全ての日程を終了し、無事閉会の運びとなりましたことに対しまして、心から厚くお礼申し上げる次第でございます。 また、表原市長におかれましては、市長として臨む初めての議会でありましたが、本会議の一般質問あるいは委員会審査等を通じて、議員から出されました数多くの意見や要望等を真摯に受けとめていただきまして、今後の市政に反映していただきますようお願い申し上げる次第でございます。 さて、これから寒さがますます厳しくなると思いますが、皆さん方におかれましては、どうか健康に御留意されまして、ますます御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(林孝一議員) これをもちまして令和元年阿南市議会12月定例会を閉会いたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    閉会 午前10時49分────────────────────────────────────────地方自治法第123条の規定による署名者                   阿南市議会議長    橋 本 幸 子                   阿南市議会議長    林   孝 一                   阿南市議会副議長   飯 田 忠 志                   阿南市議会副議長   平 山 正 光                   会議録署名議員    山 崎 雅 史                   会議録署名議員    佐々木 志滿子...